2014年9月5日金曜日

最低水準…住宅ローン、低金利のワナ

過剰な借り入れ注意

 住宅ローン金利が史上最低の水準に下がっている。

 変動金利型では年1%を切る商品もあり、住宅購入や借り換えを考える人には朗報だ。

「借りすぎ」や借り換えの諸費用などに注意し、無理のない返済計画を立てるようにしたい。

金融緩和が背景

 住宅ローン金利は、メガバンクで主力の10年固定型が年1・20%(9月実行分の最優遇金利)、住宅金融支援機構の長期固定型「フラット35」(返済期間21~35年)が年1・69%(8月実行分の最低金利)と、これまでで最も低い水準だ<グラフ1>。

 これは、日銀の金融緩和を背景に、指標となる長期金利が低下しているためだ。大手行の変動金利型では年0・775%(9月実行分)とさらに低く、ネット銀行では年0・5%台の商品も出ている。




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