[東京 12日 ロイター] -
今回の円安/株高局面では、円安ピッチに比べ、日本株の上昇スピードが遅い。その背景に海外勢のスタンス変化が指摘されている。回復の兆しが見えない国内
景気を受け、日銀の緩和政策を疑問視する投資家が出始めたほか、年前半のパフォーマンスの悪さから、海外短期筋が手掛けていた円売り・株買いの「日銀ト
レード」が下火になりつつあるという。
日経平均 は節目1万6000円に接近しているが、ドル/円 の動きに対して反応が鈍い。1ドル98円台から103円近辺へと約5円上昇した2013年11月には、日経平均が約1300円上昇した。
だが、同じく5円のドル高・円安となった8月第3週以降では日経平均の上げ幅は650円程度と約半分だ。
円安進行にキャッチアップできない日本株の一因として・・・
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